アクティブファンドとは?メリット・デメリットを初心者向けに解説

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初心者くん
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アクティブファンドって何?

インデックスファンドより儲かるの?

投資信託を調べていると、このような疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、アクティブファンドは基本的におすすめしません。

もちろん、すべてのアクティブファンドが悪いわけではありません。

優れた運用をしている商品もあります。

しかし、「どのアクティブファンドが将来も良い成績を出し続けるのか」を事前に見抜くのは簡単ではありません。

この記事では、アクティブファンドの仕組みからメリット・デメリットまで、初心者向けにわかりやすく解説します。


アクティブファンドとは?

アクティブファンドとは、市場全体の平均的な成績を上回ることを目指して運用する投資信託です。

例えば、日本の大企業に幅広く投資する投資信託があるとします。

インデックスファンドの場合は、

「市場平均と同じ成果を目指そう」

という考え方で運用します。

一方、アクティブファンドでは、

「市場平均を超える成果を目指そう」

という考え方で運用します。

イメージすると、こんな違いです。

インデックスファンドアクティブファンド
目標市場の平均を目指す市場の平均超えを目指す
投資先幅広く分散することが多い運用会社が選ぶ
費用比較的安い比較的高い
初心者との相性

つまり、アクティブファンドは**「市場平均超えを目指す投資信託」**と考えると分かりやすいでしょう。


アクティブファンドのメリット

ここまで読むと「アクティブファンドはダメなの?」と思うかもしれません。

しかし、もちろんメリットもあります。

メリット① 市場平均を超えることを目指せる

最大のメリットはこれです。

インデックスファンドが「市場の平均を目指す」のに対して、アクティブファンドは市場平均を上回ることを目指します。

もし運用がうまくいけば、インデックスファンドより高い利益を得られる可能性があります。

例えば、市場平均が年間5%上昇したとします。

アクティブファンドが年間8%上昇すれば、市場平均を3%上回ったことになります。

「せっかく投資するなら平均以上を狙いたい」という人には魅力的に見えるでしょう。


メリット② プロが投資先を選んでくれる

アクティブファンドでは、運用会社の担当者などが企業や市場を調査し、投資先を選びます。

そのため、

「会社を一社ずつ調べるのは大変……」

という人でも、投資信託を購入するだけでプロによる運用を受けられます。

自分で企業分析をする必要がないことはメリットです。


メリット③ 特定のテーマに投資できる

アクティブファンドの中には、

  • AI
  • 半導体
  • 環境
  • 医療
  • 世界の成長企業

など、特定のテーマに重点的に投資する商品もあります。

「今後伸びそうな分野にまとめて投資したい」という人にとっては、選択肢になります。


アクティブファンドのデメリット

ここからが重要です。

アクティブファンドにはメリットがある一方で、初心者が注意したいデメリットがあります。

デメリット① 手数料が高くなりやすい

アクティブファンドでは、企業を調査したり、投資先を選んだりするため、運用に手間がかかります。

そのため、インデックスファンドよりも運用にかかる費用が高くなりやすい傾向があります。

金融庁の過去の分析でも、インデックスファンドは総経費率が低く、アクティブファンドは高い傾向が示されています。

「少しくらい高くても問題ないのでは?」と思うかもしれません。

しかし、投資では長期間にわたって費用を払い続けることになります。

そのため、わずかな費用の差でも、長い目で見ると無視できない差になる可能性があります。


デメリット② 市場平均に勝てるとは限らない

「アクティブ=プロが運用する=儲かる」

というわけではありません。

ここは非常に重要です。

プロが企業を分析して投資しても、株価が予想通りに動くとは限りません。

さらに、アクティブファンドには運用コストがかかります。

そのため、市場平均を上回ることを目指しているのに、結果的に市場平均を下回るということもあります。

金融庁も、インデックス型とアクティブ型では商品ごとに成績にばらつきがあり、過去の成績だけで判断することはできないと説明しています。


デメリット③ 「良いファンド」を事前に見抜くのが難しい

これが初心者にとって最大の問題かもしれません。

例えば、「過去5年間、成績が良かったアクティブファンド」を見つけたとします。

では、「これからも同じように良い成績を出してくれるでしょうか?」

答えは「分かりません」です。

過去に優秀だったファンドが、将来も優秀とは限りません。

金融庁の有識者会議でも、長期的に市場全体を上回るアクティブファンドを事前に見分けることは、特に投資初心者にとって難しいと指摘されています。

つまり、「良い商品を選ぶ」という作業そのものが難しいのです。


アクティブファンドとインデックスファンド、どちらがいい?

初心者の場合は、私はインデックスファンドをおすすめします。

理由はシンプルです。

「分かりやすく、低コストで、長く続けやすいから」です。

金融庁も、資産形成では「長期・積立・分散」を基本的な考え方として紹介しています。

例えば、

「世界中の株式にまとめて投資する」

「アメリカの代表的な企業に幅広く投資する」

といったインデックスファンドなら、一つの商品を購入するだけでも幅広い企業に分散できます。

もちろん、インデックスファンドだから絶対に儲かるわけではありません。

株価が下落すれば、当然ながら資産が減る可能性もあります。

しかし、「どの会社が将来伸びるのか?」を一生懸命予想しなくても、世界や市場全体の成長に期待できる点は大きなメリットです。


まとめ|アクティブファンドは初心者にはおすすめしない

今回はアクティブファンドについて解説しました。

アクティブファンドには、

  • 市場平均を上回ることを目指せる
  • プロが投資先を選んでくれる
  • 特定のテーマに投資できる

というメリットがあります。

一方で、

  • 手数料が高くなりやすい
  • 市場平均を上回るとは限らない
  • 将来も優秀なファンドを事前に見抜くのが難しい

というデメリットがあります。

特に初心者にとって大きな問題なのが、「どのアクティブファンドを選べばいいのか分かりにくい」という点です。

投資は何十年という長い期間で考えることもあります。

だからこそ、私は初心者には、複雑な商品を選ぶよりも低コストのインデックスファンドを利用して、長期・積立・分散を続ける方法をおすすめします。

アクティブファンドが絶対に悪いわけではありません。

中には優秀な商品もあります。

ただし、

「プロが運用しているから安心」

「過去の成績が良いからこれからも上がる」

と考えるのは危険です。

これから投資を始める人は、まずは「分かりやすい・低コスト・長く続けやすい」という視点で投資商品を選ぶことをおすすめします。

投資では、「何を買うか」だけでなく、「どれだけコストを払うか」「長く続けられるか」も非常に重要です。

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