
投資を始めたいけど、できるだけ損したくない
これは、投資初心者なら誰もが考えることではないでしょうか。
もちろん、投資で絶対に損をしない方法はありません。株式市場は上がることもあれば、暴落することもあります。
しかし、「損をしにくい投資のやり方」はあります。
こらから紹介する7つの方法を実践すれば、損をする確率はグンと下げることができると思います。
詳しく解説していきます。
①インデックスファンドを優先して買う
初心者がまず検討したいのが、インデックスファンドです。
インデックスファンドとは、S&P500や全世界株式などの「市場の動き」に連動することを目指して運用する投資信託です。
たとえば、1社だけに投資すると、その会社の業績が悪化したときに大きな影響を受けます。
一方、インデックスファンドなら、たくさんの企業にまとめて投資できます。
なぜインデックスファンドが強いのか?
インデックスファンドが初心者にとって強力な選択肢である理由は、「分散・低コスト・シンプル」という長期投資に重要な条件をまとめて満たしやすいからです。
①幅広く分散できる
1つの商品で多くの企業に投資できるため、1社の業績悪化による影響を抑えやすくなります。
②低コストの商品を選びやすい
市場の指数に連動することを目指すため、運用の仕組みが比較的シンプルです。
長期投資では、少しの手数料の差も積み重なります。
③企業選びに悩まなくていい
「この会社は伸びるのか?」と一社ずつ分析する必要がありません。
市場全体の成長を取りにいくことができます。
④長期投資を続けやすい
「次に上がる株」を当てる必要がないため、投資ルールをシンプルにできます。
そして、もう一つ注目したいのが、アクティブファンドとの運用成績の比較です。
アクティブファンドは、運用のプロが企業を選び、市場平均を上回ることを目指す投資信託です。

プロが選ぶなら、インデックスファンドより儲かるのでは?
しかし、このようなデータがあります。

つまり、アクティブファンドの多くがインデックスファンドに勝てないということです。
もちろん、アクティブファンドの中にはインデックスを上回る商品もあります。
しかし、「将来勝つファンドを事前に見つけること」が難しいからこそ、初心者にとっては市場全体に投資するインデックスファンドが有力な選択肢になります。
②長期的に右肩上がりの市場を選ぶ
インデックスファンドを選ぶときは、「これまで長期的に成長してきた市場なのか?」を確認することも大切です。
なぜなら、株価は短期間では大きく上下するからです。
例えば、
100万円 → 80万円 → 120万円 → 90万円 → 150万円
というように、途中で何度も下落することがあります。
このとき、途中の「80万円」や「90万円」だけを見ると、「株は危険なのでは?」と感じてしまいます。
しかし、長い期間で見れば、経済の成長とともに株式市場全体が成長してきたケースもあります。
「右肩上がり」は短期間ではなく長期間で見る
ここで重要なのが、1年や2年のチャートだけを見ないことです。短期間なら、どんな市場でも上がったり下がったりします。
そのため、インデックスファンドを選ぶときは、
「10年、20年、それ以上の長期で見たときに、どのような動きをしてきたのか?」
という視点を持つことが大切です。

③手数料の低い商品を選ぶ
投資で確実に発生するものの一つが手数料です。
特に投資信託では、保有している間に「信託報酬」と呼ばれるコストがかかります。
同じ指数に連動する商品なら、できるだけ低コストの商品を選ぶことが重要です。
金融庁も、同じインデックスに連動する商品でも手数料に差があることを指摘しています。
例えば、
- A商品:手数料0.1%
- B商品:手数料1.0%
なら、長期間保有するほどコストの差が積み重なります。
投資先だけでなく、「この商品を持つのに毎年いくらかかるのか?」も確認しましょう。

たった数パーセントでも大きな差になるよ!
④売らずに長期で持ち続ける
投資初心者がやりがちな失敗の一つが、「株価が下がったから怖くなって売る」ことです。
先ほども解説したように、「短期の値動きに振り回されず、長く持ち続ける」ことが重要です。
長期投資なら本当に元本割れしにくい?
「でも、長く持っても損するんじゃないの?」と思う方もいるでしょう。
実は、これについて参考になるデータがあります。

つまり、過去のデータを見る限り、
短期間では損失が出ることがある
↓
長期間になるほど元本割れの可能性が低くなる
という傾向が確認できます。
金融庁も、長期・積立・分散投資について、長期間続けることで元本割れする可能性が低くなる傾向があると説明しています。
「下がったから売る」のではなく、「長期で成長する資産を選んで、時間を味方につける」
という考え方を持つことが大切です。
⑤ネット証券を利用する
投資を始めるなら、ネット証券を利用するのがおすすめです。
スマートフォンやパソコンから、
- 投資信託を買う
- 株を買う
- 積立設定をする
- 資産状況を確認する
といったことができます。
店舗に行く必要がないため、自分のペースで投資を始めやすいのもメリットです。
その中でも、初心者の方におすすめしたいのが楽天証券です。
楽天証券は、投資信託や国内株式、米国株など幅広い商品を取り扱っており、NISAにも対応しています。また、スマートフォンから資産状況を確認しやすく、投資初心者でも比較的使いやすい証券会社です。
「投資を始めたいけれど、証券会社選びで迷っている」
という方は、楽天証券を候補の一つとして検討してみるとよいでしょう。
⑥NISA枠があるならNISAを利用する
投資をするなら、NISAは積極的に活用したい制度です。
通常、投資で得た利益には税金がかかります。
一方、NISAでは一定の投資枠の中で得られた利益が非課税になります。
2026年9月現在も、金融庁はNISAのつみたて投資枠の対象商品を公開しています。
そのため、「どうせ投資するなら、まずNISAを使えないか考える」というのが基本的な考え方になります。
⑦一番大切なのは「無理をしない」
最後に、これが最も重要です。
投資は余裕資金で行いましょう。
生活費まで投資してしまうと、株価が下落したときに、「お金が必要だから売らなければいけない」
という状況になってしまいます。
投資を始める前に、まず生活に必要なお金を確保する。
そして、当面使う予定のないお金で投資する。
この順番が大切です。
まとめ|投資で損しないための最適解とは?
ここまで紹介した内容をまとめると、初心者が目指したい投資は非常にシンプルです。
「分散されたインデックスファンドを選び、コストを抑え、NISAを活用し、長期で持ち続ける」
これが、投資初心者にとって有力な基本戦略です。
ただし、投資に「絶対」はありません。
暴落することもありますし、元本割れする可能性もあります。
だからこそ重要なのは、短期間で大きく儲けようとするのではなく、無理のない金額で長く続けること。
投資で成功するために、特別な才能が必要とは限りません。
むしろ、「余計なことをしない」ことが、長期投資では大きな武器になるのではないでしょうか。


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